MUKU-DATA  米松集成梁 5.5m 450×135mm 

プレカットされた後の米松集成梁の金物受けの溝(12mmスリット)の製材を
お付き合いのある材木屋さんから頼まれて行った。
通常の金物工法で使う金具ではなく特注で製作された金物を使うので(設計士さんの指定らしいが)
プレカット工場では加工ができないらしい。
梁の端から約120mm程度まで行ったところで製材を止め、バックして
今度は12mm梁を送り出してまた同じように約120mm程度まで進んで止めてバック
一カ所溝を入れたら、一旦5.5mの梁を外へ出して反対にして
もう一方の木口からスリット溝を入れる。
1本の梁の両端で5本あったので同じ作業を10カ所行った。

この製材って昔やったよなぁ・・と。。
大きな屋根で軒の出深く取る為に、梁の両端を桁から腕木のように外へ出して
その上に桁を載せ、屋根を受ける「セイガイ造り」
ある位置まで製材して留め、バックして
梁を製材機から降ろして回転させて再度同じように挽いては戻り・・

もう何十年もそういった事はやっていなかったけど
まさかスリット溝でこんな製材を頼まれるとは・・・

セイガイ造りだったり、根曲がりの隅木をストックして乾かしていたり
化粧桁や化粧垂木、赤身、材質・・・と、材木屋もやりがいがあった。
あの頃の大工さんたちは強かったし、仕事に誇りを持っていた職人が多かった。
懐かしい。。。